2013年 06月 04日 11:08
ponpoccoのお仕事通信♪
インフォメーション向けの夏服新作です(^^)/
最初に紹介するのは、爽やかなブルーと白のコンビが、「ザ・マリン」!
ローウエストに付いた大きなリボンがポイント。
スカートはきれいなフレアーでかわいいデザインでしょ。
肌寒い時は一番左の写真のように、白いジャケットを合わせてね。
ネックラインに沿ったやさしいカットのスタンドカラーで、袖には深めのスリットが入っているので、折り返してカフス風にもアレンジできます☆
首元に巻いたこちなのチョーカーも新作。
今年は小物関連が充実しています☆
次に、ハイウエストの切替えと、Aラインのシルエットが美しいワンピスタイル。
ふんわりした花びらのようにカットしたジャケットの袖がポイント。
ボタンはそのまんまお花!
しかもジャケットは白のようにも見えますが、とってもかわいらしく優しい印象の淡いピンクです☆
続いて、ブラウス感覚の一枚仕立てジャケット。
クラシカルなシルエットです。
ベルトは、写真では少し見にくいですが、前にリボンが付いたデザインになっています。(調節は後ろで!)
白×ネイビーのコーディネイトはシンプルで清楚、ベルトがかわいらしいポイントになるでしょ☆
最後に、ネイビーに白のクロスステッチが入りドットのように見える生地を使用しているこちら。
濃色ですが、シャリ感があり涼しげな印象の素材です☆
ベスト、ジャケットも同シリーズで作っているので、オフィスライクな用途にも対応できます!
担当部署ごとにデザインが違っても、同シリーズ着用できますので、全体の統一感はバッチリではないかと(^^)
ジャケットの袖口はカフス仕立ての七分袖。
ベストは二つボタン仕様でウエスト部分のぺプラム切替がポイントで、ベストのみでも
お洒落に決まります。
企業あるいはイベント等のイメージと調和した「かたち」や「色」で、相乗効果となりますよ~に♪
2013年 05月 31日 10:15
6月1日から衣替え☆
女性の事務服はベスト×ブラウスがテッパンでしたが、一度オーバーブラウスを着たら・・・
もう、コレ以外は着れませんね~。
とにかく涼しいです。
ベスト×ブラウスにも見劣りしないカッチっとしたお仕事感が演出できるようなデザインになっています。
今年の新作、おススメはこちら。
ポケットのデザインもリボンのようになっていて、フェミニンですよね(^^)
淡いイメージのピンク系と
ブルー系はこちら。
とっても爽やかで、女性社員が着用しているだけで、オフィスの空気が-1℃下がるよ~な気がしちゃいませんか!?
最近は夏場のポロシャツスタイルも多くみかけるようななりました。
写真のように、スカーフを巻いたりするとカットソーとは思えない着映えが!
ボタンにも気を使い、リッチ感を演出。
こちらのプルオーバータイプも密かに人気。
ポロシャツ同様、充実の機能も。
コットンの約7倍という優れた速度で汗を発散するため、常にドライな感触で着心地抜群。
繊維そのものに透け防止素材を練り混でいますし、UVもしっかりカットします☆
もちろん作業服なので、耐久性と作動性はバッチリです☆
快適、かつ、ステキな服で毎日お仕事したいですね(#^.^#)
2013年 05月 24日 15:17
ponpoccoのお仕事通信♪
本日は、「作業用ヘルメット」について。
作業用ヘルメットは法律「労働安全衛生法」で定める危険な作業場所等で頭部を保護するために使用する為、厚生労働省の規格「保護帽の規格」に適合するものでなくてはならず、高い検査基準が設けられています。
型式検定合格品には帽体内部に『労・検ラベル』が貼付され、型式・検定取得年月・合格番号・製造業者名・製造年月・検定区分が表示されています。
みなさんのお手元にあるヘルメットには、ちゃんとシール付いていますか?
さてさて、みなさんの大事な頭部を守るヘルメットはこのような手順で作られています!
ちなみに英語では「scalp guard」(頭皮保護具)。 scalpですよ!
①金型製作
②成型(帽体)
③成型 (内装類)
④製品検査
⑤そして、できあがった各パーツを組み立てし、マーキングなどを入れたりして、みなさんのお手元へ届きます。
◆作業用ヘルメットの「耐用年数」について!
もしも、一度でも大きな衝撃を受けた場合は!
見た目がきれいでも、購入したばかりでも、必ず新品との交換してくださいね!!!
・通常商品の一般的な耐久年数はこちら
○ 熱可塑性樹脂製品・・・2~3年 ABS製品 (ABS:アクリロニトル・ブタジエン・スチレン)
PC(ポリカーボネート)製品
PE(ポリエチレン)製品
○熱硬化性樹脂製品・・・4~5年 FRP製品
(FRP:ファイバーグラス・レインフォースド・プラスチック)
ガラス繊維に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて強化した樹脂。
そして、作業用ヘルメットにもいくつか材質の種類があります!
作業に適した保護帽を選ぶことが大事です。
◆材質の特性はこらら。
【 ABS製品】
・長所:安価で耐電性あり。
加工性に富み、複雑な通気孔の配置や凝った意匠の製品にも適する。
・短所: 熱や薬品に非常に弱い。耐候製も他の材質と比較し、やや劣る。
○PC(ポリカーボネート)製品
・長所: 分子量が他の材質と比較して非常に大きいため、熱可塑性樹脂製品の中では最も丈夫。
・短所: 高価。ABSより耐候製は優れるが、耐電性・耐薬品性については同等。
○PE(ポリエチレン)製品
・長所: 耐電性・耐薬品性があり、有機溶剤に対して屈指の強さを誇る。
耐候性もABSより優れている。
・短所: ABS同様、熱に弱い。割合軟質。
【FRP製品】
長所: 耐熱性・耐候製ともに優れる。
災害備蓄用に最も適する材質である。
短所: 材質の特性上、電気用としては使用不能。
内装固定のためのリベットが必須。 細かい筋が一面に見える。
そして、ponpoccoイチオシの新作はこちら!
カッコイイでしょう?
カラーバリエーションも豊富です☆
◆オリジナルマーキングも、もちろん対応しています。
◆仕事の用途に合わせて、バイザーの着脱ができるヘルメットも扱っています。
2013年 05月 20日 11:25
ponpoccoのお仕事通信♪
今日は、生地「ナイロン」(nylon)について。
ナイロン6:{CO-(CH2)5-NH}n
ナイロン6,6:{CO-(CH2)4-CO-NH-(CH2)6-NH}n
ナイロンは、1935年アメリカのデュポン社で開発され、1938年に商品化。
当時は「石炭と空気と水」から作られたってことで「蜘蛛の糸より細く、絹よりも美しく、鋼鉄より強い」と大絶賛。
大戦後の化学合成繊維時代が幕開けとなります☆
日本では、デュポン社からの技術導入により東洋レーヨン、現在の東レが1941年にナイロンの紡糸に成功し、1951年に工業生産化。
ちなみに、現在のナイロンは石炭ではなく、石油から作られています!
化学的には、ポリアミド(polyamide)が正しく、一般に脂肪族骨格を含むポリアミドをナイロンと総称します。
また、芳香族骨格のみで構成されるポリアミドはアラミドと総称。
パラ系アラミドの代表としては、ケブラー(Kevlar® デュポン社の商標)が有名。
鋼鉄の5倍の引っ張り強度や耐熱・耐摩擦性が高く、切創や衝撃にも強い。
メタ系アラミド繊維の代表としては、ノーメックス(Nomex® デュポン社の商標)が有名。
耐熱性繊維としてデュポン社が開発し、消防服や宇宙服等にも応用されています。
そもそも、ナイロンを初めとしたこれら化学合成繊維は、軍事目的で開発されたものがほとんどで、みなさんもご存知の、「MA-1フライトジャケット」が有名。
フライトジャケットは当初、革や綿の天然素材で作られていたのですが、需要が間に合わず、大量生産できて強い新素材のナイロンに変わっていったのです。
その後、「MA-1ジャケット」は戦闘機内での火災に弱いということで、ベトナム戦争時は、耐火性の高いノーメックスに変更になり、ケブラーは防弾チョッキに採用されました。
このように、繊維の発展は歴史と密接に関わっています。
当時の戦争という時代の要求は皮肉でもありますが、新繊維の発明を後押ししたことに間違いはありません。
現在でも、様々な職場環境に最適な衣服という事で、新しい素材の開発が際限なく行われています。
職場環境が特殊であればあるほど、こだわった素材が要求され、ponpoccoもユーザー様とともに勉強する毎日です。
【ナイロン繊維の特徴】
○強度・磨耗に非常に強く、他の繊維に少し混紡することで、その繊維強度を格段に向上させることが可能。
○汚れが落ちやすく、速乾性があり繊維自体の抵抗力が強い。
○油類、カビ、虫、細菌などに影響されず、酸に対しては綿の100倍、特にアルカリに強い。
○融点はナイロン66が約265℃、ナイロン6は約215℃。
●耐熱性に弱く熱を加えると変形してしまう。
○耐熱性の弱さを利用して熱セットすることで伸び縮みや型崩れ、ゆがみなどを避けることが出来る。
●ハリ、コシがないナイロン単体で使用すると、ハリとコシがないため型崩れを起こす。
他の繊維と混紡または撚り合せによって使用することで、ハリとコシを補う必要がある。
○樹脂とのコーティング(塗布)やラミネート(貼り合せ)に向いた素材で、スポーツ用途に適している。
○ポリエステルより粘性が強く 引き裂きに強い為、パラグライダーやパラシュートのエアーバックなど、安全性が要求される用途に向く。
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